61歳と10カ月、衰えるスピードを緩める努力

ひとつは、レッグマジック www.youtube.com 6月から始めた。時々サボる。下半身ができてきて最近自覚してきたのは、背筋が最弱で猫背になっていること。「1日13分、続けられるでしょう」ロザリーさんは言う。ひとつは、勉強というか研究・・・。あと少なくと…

人類総括課題

突然ですが、同じ対象をマクロとミクロで見る理論体系が統合できない課題---相対性理論vs量子力学、生態学vs分子生物学---果たして人類史はどこかですでに選択をまちがえたのか、それとも、人類自体の可能性がもとからなかったのか?

⑵<「は」と「が」の使い分けの理論的な解き方と基底文の二元論>

現代口語標準語を主な対象とする文法研究には、「は」と「が」の使い分けの理論が確立できていないという課題が残っている。 筆者の研究は、この課題の一般的な解として、「は」と「が」の交差対立理論を確立することから始まった。 確かに、「は」「が」両…

はしがきのこのあとの見出し項目: 2~10

⑵<「は」と「が」の使い分けの理論的な解き方と基底文の二元論> ⑶<問題設定:主語+は?それとも、かつ、主題+は?> ⑷<二重コピュラ言語としての日本語> ⑸<基底文の二元性原理の主格と述語について> ⑹<基礎理論の体系性の利点> ⑺<先行研究との相…

(1)<基礎理論による「は」と「が」の使い分け以外の課題解決とパースペクティブの転換>

これらの理論に関連付けられる諸命題は、基礎理論としての体系性を備えており、「は」と「が」使い分けの解決を示すだけではなく、別々に論じられてきた先行研究の諸説相互の関連を明らかにし、位置づけ直す効用がある。 こうした成果に至るには、交差対立理…

はしがき

本書は、日本語文の基本的な仕組みに関する理論書である。 基本的な文とは、形式的にも機能的にも文の最低限の要件を満たす文を意味している。たとえば、「雨が降っている」「これはみかんだ」「みかんはあまい」など、主格と述語が命題内容を構成する単純な…

日本語「は」と「が」の使い分けの理論的解決について

(現在執筆中の『日本語文法の基礎理論:「は」と「が」の使い分け理論とその展開』(仮題)の原稿から抜粋しています。)

2年前に最後の記事を書いてから、何をしていたのか。 そんなことは置いておいて、あなたは、ごはんに好きな おかずと嫌いなおかずがあるとき、どっちから食べる派 ですか? わたしは、嫌いなおかずを先に、好きなもの を後に、一番好きなのを最後にする派で…

面接死験

<埴谷雄高に、もとい、サミュエルベケットに・・・> 失礼します。 お、ね、がい、します。 はい? 履歴が分かりにくい。 ま、そうでしょう。 ここだけの話しにしていただきたいんですが、実はわたし、 産まれる前はずうっと死んでおったのです。 どれぐら…

あなたはどうやって、からだとこころとことばを区別していますか。

ふだんの私たちにとって、ことばとこころはぴったり張り合わされた二枚の布のように密接に結びついていますから、その働きをそもそもことばとこころとに別々に分けて扱うのさえ難しいものです。それはまるで、こころとからだのようにぴったりひっついていま…

あけましておめでたくない人が多いので、人類の滅亡について

遅かれ早かれ人類が滅亡することは科学的真理である。 そのことが分かるのも近代以降自然科学が発達し、宇宙の物理的概略が 明らかになったことによる。 遅かれ早かれ、そのうちに。時間軸上で確実なのは太陽の膨張による50億 年ぐらい将来の太陽の膨張であ…

ものごとのもとをたずねるこころ

縄文時代の神話文脈を探求している田中基先生の講演に 接する機会を得た。和泉市の弥生文化博物館の特別講演 である。 縄文時代中期、八ヶ岳山麓の多彩な土器群の図像学的な 意味の読み解きから、世界にひろがった最古の人類の神 話的思考と結ぶ世界像につい…

古書中毒

困ったことに堺市の南海高野線沿線の主要駅では 新刊と古書両方を扱う書店が商いをしておる。困 るのは古書の部で、価格帯の異なる古書を数日ご トに入れ替えて、大量に陳列しているために、気 がつくと、比較的暇人でありかつ読書家でもある 私は、ネパール…

大飯原発再稼働反対抗議のグルーヴがかなり来てたこと

大東亜戦争時の気違いじみた特攻作戦命令がなんで出せたのか よく分からないが、こういう説がある。一億玉砕を唱えて戦争 を遂行して来た大本営が、ここまでやったのだから、もういい だろうと国民をあきらめさせる材料として、若年兵士を生け贄 にしたとい…

南の島の夢

こんな夢を見た。 南の島に着いて、イギリス人の旅行代理店の案内係、男性と女性二人と現地 のコーディネーターと室内のような丘のような所を歩いて上った。私はたい へん満足し安心していた。 誰とも話さないが、意思の疎通は常時できていた。 私は住んでこ…

52年と約2ヶ月目の哲学的発作

カテゴリーの整理(存在論と認識論のはざまにて) 追加説明 このリストは生きている身体と直接知覚 とそれらが織り込まれている自然生態系 というシステムと、言語、記憶、文化的 生成物などの人間界のシステム この両者のインターフェイス部分につい ての試…

52歳と1ヶ月の所感

世界は、東エイジアは、日本は、大阪は、ますます暗雲たちこめておりますけれども、それと関係あったりなかったりの個人としてできる事を捲まず撓まずやり続けるしかありません。 たまたま堺市庁に用があり、21階展望台に初めて上がってみました。当たり前…

ある指摘、外国人の呼び捨て

日本語レッスンのクライアントであるAさんから、ある指摘をいただいた。能力試験N1にチャレンジ中とはいえ、日本滞在が長くパートナーは日本人であり、コミュニケーション力はすでにそれ以上の方である。 日本人が外国人を呼ぶときに呼び捨てにすることであ…

なまなまなましい夢

特にそのシーンの前の記憶はない。 自宅で何をするでもなく、自分の右手を左手でナイフを使えば切れると思い、切ってみた。そんな夢を見た。私は左利き、文字だけ右手で書いている。バターを切るように手の甲の側から手首の下の箇所にまっすぐナイフが入りた…

人類のイメージ

注意 下記の草稿は、一般人の直観の寄せ集めの、それも未完の産物です。本気にしてはいけませんよ。それでも良かったらお読みください。 人間圏の概念について、その存在様態を考えてみた。水圏、岩圏、大気圏などは物理的特性を同じくする物質の連続性が認…

おもいつき

朝電車内で着想、ニーチェの神の死の自覚に相当する日本での超越的メンタリティの無化はなしくずしかつ無自覚な世俗化の過程のどこかで遂行されたのではないか、と。 西洋と日本の違う所は、一人の思想家が著書で「宣言」したことで、その後賛否それぞれの立…

3月20日(日)

51歳と3ヶ月になった。昨日は広瀬隆「原子炉時限爆弾」を購入。去年出た本だけど、大地震とその影響による原発の事故について警告している本であった。 つくづく自分のことを反省しなければならないと考えている。ひそかに自負していたことが浅はかな虚栄だ…

心の働き:<大局観>と<全体像>の違い。

<全体像>は認識に関わり、<大局観>は実践に関わる。まず前提 ある対象への注意の持続を集中というとしよう。 対象の種類の違いに応じて、対象把捉の様態も異なる。 知覚対象(視野における物、人、音、臭い、口中の食物などなど) 抽象的対象(多様な現…

ライトエッセイング

センスを疑う恥ずかしいタイトルで始まりました本日のブログ。つれづれなるマンマよしなしごとなどヒグラシPCに向いてものぐるほしげなサルも箕がほしシイタケ? owari jikai o otanoshimi ni!

世界社会フォーラム(WSF)開催中

世界中の貧乏な人々や貧乏な国々のことが心配な人々が集まって将来のためにどうすればよいか話し合っているのですよ。今年はダカール。アフリカです。あのパリ=ダカール ラリーのあそこです。宝くじが当たっていたら私も参加したのですが。 http://wsf2011.…

意識の二元論と「記号と再帰」(東京大学出版)

はてさて、意識を構成するものが、<(土台としての)マテリアルな神経系>が存在することを認めた上で、神経系そのものは意識ではなくて、神経系上で展開する<パルスの流れの安定したパターン>が意識である、という仮説を少しつめてみたい。 言語形式の基…

日本語の文脈依存性が高いことと「が」の活躍

今朝、「が」構文の実際面でのコミュニケーション上の有用性の一つについて思い至ったので、そのことを書く。 それは、主題または主語の省略と、この日本語の便利な機能を支える「が」構文の果たす役割について。日本語については久々のエントリィ。 まず、…

物質ー>生命ー>心

木下清一郎著「心の起源」中公新書を大体読み終わった。 物質から生命が生まれ、生命から心が生まれる過程を、科学的な仮説を積み上げながら、記述する試みである。大筋は、特異点の発生によって位相構造的な世界が開かれて、潜在的な展開原理が具体的な活動…

認識論の教科書「知識の哲学」を読み終わった

戸田山和久著「知識の哲学」(産業図書)を読み終わった。 学部の教養課程や哲学を専攻する学生の入門的な哲学教科書シリーズの中の一冊である。 古典的な哲学の個人の信念と真理の形成を扱うという方針や理論的枠組みや基本概念が、20世紀の主に英米系の言…