本日は<NOVA生徒の会>初の公式行事にご参加くださりありがとうございました。


会場まで来ながら、満員のために入場できなかった方のために、ご報告致します。


とにかく盛況のうちにNOVA生徒の会は、20数名の「世話役」の段階から、千名は軽く超える人数の団体に変貌致しました。


もちろん、数よりも質が大切です。これから何を実行し、実現して行くのかが、大切です。
それは、中のものでも、外のものでもない、近いものである私ですが、みなさんが、直接「NOVA生徒の会」ホームーページhttp://www.nova-students.comを訪れて、ご自分の目でみてください。登録して活動に参加してください。もっとも、簡単な参加の仕方は、これまでの活動内容を確認し、今行われている議論に参加することです。


記者会見から今日までで、すでに概算で、1500の会員数に成長し、今も刻々と登録者数が増えているというレポートも入っています。(午前二時すぎているのにねえ・・・報告者は明日仕事で5時半起床だと言ってましたが、大丈夫でしょうか)


意見を集約して、意思決定に関わり、かつ、会の運営の実務にも関わっていただける方を今のところ「世話役」といって、その代表も決まっておりますが、今回の説明会から、新たに世話役に加わる方といっしょに、会の組織の再編成も行う方向で,話が進んでいます。


今日九時頃、説明会のあとに、「もう解散して、帰るんですか」と言っている人が居るので、てっきり、おうやっと初めて飲み会か、と私は思っておりましたが、ミーティングしようと、真面目におしゃっていたのでした。飲み会はまだまだ先だと代表に言われてしまいました。


ということで、再編成の世話役会のもと、これから、もっと積極的に参加したいとおっしゃる方の活躍するポストもできますし、募集もしますので、そういった形のご参加もお待ちしております。
ホームページに具体的に、こういう人を求むというのがありますが、それに当てはまらなくても、NOVA生徒の会を通じて実現したいことの提案、そのために自分のこのスキルが、この知識が、情報が役に立つと言う方にも、聞く耳を持っている会ですので、ご連絡ください。掲示板、メールなどのコンタクトの方法があります。


・・・という報告を書いたsyuninchyanの友人であるゼネラルユニオンNOVA受講生担当の<M>は、予定した会場には入れきれなかった百数十人のために急いで借りた部屋で、独演会をせざるを得ない状況に陥り、本業の日本語の授業でよくやる(のか、たまにやるのかは知らないが)手慣れたぶっつけ本番授業のようなものをやったそうである。したがって、本会場の実際の模様は、後で話で聞いただけだそうである。

************日本語教育*************

宮沢賢治「新編銀河鉄道の夜」第一回目表題作のジョヴァンニがお母さんの牛乳を買いに出かけるまで。
「川のほうにいったらだめだよ」トドロフの物語の記号分析にも当てはまる、起承転結の起から転へ移る
箇所まで読んだ。物語中では,<転>で、天にのぼるわけである。


宮沢賢治の土着性と同時に持つ国際性、普遍性について。その系譜として、安部公房星新一村上春樹をあげて、賢治が先駆者として説明した。また、農民芸術綱領のあの有名な宣言をとりあげて、食べる食べられる関係の中で生きるひとと動物たちの取り上げ方は、文化人類学者が対象とするようなプリミティヴな世界観と仏教思想の融合のようなところがある、21世紀により重要なものとしてさらに高く評価される可能性を持っている、ことなどに触れた。


先日出したロックの歌詞訳の宿題は、よい刺激だったようで、私がプリントアウトしたメールで送られた
作品を忘れなければもっとよかったのだが。


おわり