今日の主な仕事 最近の知的関心

今日は、仕事の様子を紹介します。


専任Aさんと新人講師Bさんの授業が「早く終わる」問題について
話し合う。


採用予定者Cさんの中級レベルの語彙と読解の模擬授業を見る。
アドバイスもする。
その後、授業の打ち合わせ。


新人講師Dさんに急遽クラス変更したことについて説明。
(これにはややこしい事情があるので慎重に話す)


新人講師Eさんの次回予定授業の教案チェック、
アドバイスを書き込む。



専任Fさんの授業について問題がないか聞き取り。
その他気になる点を話す。


この間にクラス(講師&学生の両方)をモニターしたり、
遅刻学生に対応したり。


うちの学校は専任もこれから経験を積もうという人たちで、
私はアドバイザーとして、みんなをつんつん突っつく役です。
たぶん半年から一年はこのような仕事が中心になりそうです。
もうひとつは担当している上級クラスの運営。


それぞれに出したアドバイスは、<どれも、日本語学校で働く
みなさんが明日からすぐに使えるものばかり>なんですが、
今日はここまでにします。
私がどんな「主任」をしているのか一日を切り取って紹介しました。
明日は必ず来月のスケジュールに着手しなければ・・・。


以下は今関心のあることについて
日本語教育とはほとんど関係ありません。


夕方から図書館へ行ってコンピュータ関連の本をたくさん借りて
きました。地下鉄で情報数理の本のエントロピーの式を見ていましたが、
よく分かりませんでした。さっきまで「虚構の情緒ー中学生
からの全方位独学法」(吉田武著)を読んでました。


ジャズミュージシャン菊池成孔さんの本を立て続けに読んでいる
うちに、記号論と情報論から両にらみでコミュニケーションを
おさえなければならない、と、なぜか突然思い立ちました。
脳が発火してしまったようです。


文系理系両サイドからコミュニケーションをとらえるためと
言い換えましょうか。


言葉にこだわり、音楽に救いを求めてきた私ですが、
言語と音楽の両方を包括する視点を持てるのではないか。
私が表現の場で求めているのは、そのような新たなジャンルの
創造と構築ではなかったのか。
貧乏知的最底辺労働者ができるジャンル構築を目指すべきではないか。
・・・とか、ぼんやり浮かんでいるビジョンがあります。
あ、日本語教師の仕事ともつながる。
「情報」に目覚めたら一度は罹る病気だったりして。
これ、当たってそうでいやだな。



終わりに。
いろいろありましたが、今日は比較的平和な一日でした。
皆さんの今日はどんな日でしたでしょうか?