2010年夏 意識vs.論理


いえいえ、勢いのあるタイトルにしてみたかっただけです。
対決しなくてもいいふたりです。いしきタン と ろんりキュン。


気分はむしろ、夏の昼間のうたたねの気持ちよさ、これこそ宇宙生命の根源的真実相なるらむ、みたいな?


発表後の消息です。「は」と「が」と基本構文のアレです。
もういちど貼っておきます。
http://web.me.com/awpmiya/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%A7%8B%E6%96%87%E3%81%A8%E3%80%8C%E3%81%AF%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E3%81%8C%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BD/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%A7%8B%E6%96%87%E3%80%80%E3%82%82%E3%81%8F%E3%81%98.html
ぬあ、なんだこれは!ワンクリックで行けますので、こっから跳んで下さい。そうどす、ここがロドスどす。京のお休み処、路土州・・・。


次の作業は、学習者向けのフローチャートづくり。私の枠組みと、参考にさせていただいた野田尚史先生著「は」と「が」の枠組みを両方作って比較してみようと思っている。思っている状態が始まってから、7月の末までと今日までをぷらぷら過ごしてしまいました。すみません。


あとさき考えずに8月の論理強化月間のスタートを切ってしまいました。学習者向けフローチャートについては方向性だけ考えてました。放っておいても一ミリ壱ミリ前進をやめないのがshyuninchan。


現在の作業仮説としては==>
(1)文を基準単位とするのか、談話を基準単位とするのかの違いではないか。
(2)文生成に関わるコーディングなのか、文解釈に関わるデコーディングなのか、その違いではないか、と考えてます。


ショーの企画もある。


「〜のだ」文について、<基本構文 もくじ>のサイトで
偉そうに言ってるので、専門書に頼らない説明を先に公開し、その後、2冊の専門書を始めて開いて彼我の優劣を検討する、という催し。プロ・アマを問わずハードコアな「日本語」関係者の耳目を集める企画ではあるまいか?これはこのブログか、サイト付属のブログでやるつもり。


自営業者の、ネット上での、がまの油売りの大道芸のような試みですな。あっ!あっ!!あっ!!!リアル路上で「は」と「が」の説明を一般人向けにやるか。


口上
「見て見てみて。奥さん、こんなにキレる説明見たことある?聞いたことある?もし、この方法でキレない例文があったら、持ってきて。お金返します。さあさあ、ワンコインで文法説明しま〜す。いつも使ってる日本語、大事な所分かってる、みなさん?ちょっと聞いて、10分ですっとするよ。小学校ではやってない、中学校でも高校でもやってない。わたしだけ、私だけだよ。さあ、さあ、いらっしゃいらっしゃい」


では、アタマに巻いたネクタイをレギュラーポジションに
戻しまして、
前回に続いて論理学関係書のお勧めです。本日のお勧めは
「論理と集合から始める数学の基礎」嘉田勝先生著
基本的なことに、ちょこちょことテクニカルなポイントが入っているところが、さらに次へ進む人への実践的な配慮があるようです。ひょっとして、今まで参考にした教科書にもあったのを私が見落としているだけかもしれませんが。


量化子(∀x、∃y)の間違いやすい所の説明に、全称命題と存在命題の後先が関連する数学事項との関連までさりげなく書いてあったり、全称命題、存在命題、含意(ならば)の証明方法とか、これは次へつながりそうと思える内容です。独学者にはありがたい配慮ではないでしょうか。


最後だけど最小ではない Last but not least...
今日古本屋でみつけた「現代の論理学」遠藤弘先生/白石光男先生著 580円。すみません。安く買って済みません。
第3部 論理の哲学 第2章 事態の論理vs.事象の論理
・・・というのがあって、ガルトン、チザム、デイヴぃドソン、ロムバード、ホワイトヘッドの説を簡潔にまとめてあった。その補論は事象論理の定式化の試み。この箇所の論理式とかはまだ分かりそうにない。


これはフッサール先生にも聞いてみなければなるまい、そう思った夏の一日でした。


それでは、ツイッターから知った奇跡のスピーチの動画を
紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=5g8cmWZOX8Q&playnext=1&videos=N4t4lA0orRo
スクリプトを書いてもらったアーロン氏、感激して泣くやらくしゃみするやらで、モニターがずるずるになった代物です。
このスクリプトをご希望の方はご連絡ください。