52年と約2ヶ月目の哲学的発作

カテゴリーの整理(存在論と認識論のはざまにて)


追加説明 
このリストは生きている身体と直接知覚
とそれらが織り込まれている自然生態系
というシステムと、言語、記憶、文化的
生成物などの人間界のシステム
この両者のインターフェイス部分につい
ての試論ですねん。

カテゴリー0(世界または包括的全体またはThe System:
       以下のA、B、Cの容れ物)

カテゴリーA (存在)
1 5感で感じられるもの/感じたもの <存在様態1>
2 自己と自己に関係のある<もの> 
2−1−1 生態環境;自然
2−1−2 生物個体(群) 
2−1−3 自己の身体を出入りするもの:
      食物、水、飲料、薬、毒、排泄物、ごみ
2−2 社会 
2−2−1 社会文化的文脈内の個人、衣服、
2−2−2 ひとの基本的行動
  (生命維持、食、性、けんか、贈与と交換、活動、運動)
2−2−3 自己の属す集団
2−2−4 自己の属さない集団
2−3道具 
2−4機械  
2−5 以下のカテゴリーBのマテリアライズされた<もの>
    (音声/文字など)実在するがそれ自身以外の何かと
     意味的に関連することを本質とする<もの>

カテゴリーB (記号または原基的模型)
1人の意識対象
   (外的知覚/内的知覚;その作用についての意識)
    =「現象」の基礎
2記号 
自然言語とその命題内容 New!!
   命題内容は1)関係 2)出来事 前のふたつに重ねて 3)判断
   判断は1)価値判断(善悪)2)意志決定判断
      3)審美判断  

上記「判断」分類の修正(2月21日)
      1)真偽判断 2)価値判断 (善悪/美醜/快不快)
      3)意思決定
4絵 
 (?5論理式、数式と幾何学的図形)

カテゴリーC (文化と象徴)
(Bを素材として、全体性をもつ<テキスト>を織りなし、
 カテゴリー0の内部に、A+B+Cの統合的世界像を
 描出もしくは描写するもの)
象徴については研究不足(直感的にはたぶん<存在様態2>)
自然言語の意味が、固有文化の偏差複合の積み重ねで
成立していることに留意されたし。
(パタン認識の必然性は論理的に導き出せない。)
1 物語:日常の出来事の再現物語 
(文化の原初的形態は出来事についてのおしゃべりだとする説)
2 テリトリーと固有文化:
 ある社会集団のアイデンティティ、統合原理などに関して
 繰り返される言説+地理的境界線+モニュメンタルな建築物
3 都市、耕作地、文化的に解釈された景観、
4 理論:世界構造に関する今のところの知識と全体像
     (時代ごとに変遷)
4−1 神話、宣託、儀礼、民話、うた、噂
4−2 宗教
4−3 歴史
4−4 科学:
    自然/社会/人間について観察に
    基づく資料と仮説による理論的体系
4−5 資料に基づく反証可能性を持たないが
    科学同様に社会的に意味のある理論体系
    社会理論、心理学の部分、
    思想体系:価値に関する理論、言説
4−6 政治的プロパガンダや商業広告から、
    教師や親父の説教に至る「為にする言説」 
5 書物、辞典、カタログ、

6 芸術作品、娯楽遊戯(ゲーム)、スポーツ、
  ごっこ、ジョーク 
  (ミクロコスモスからパズルまで)
   
カテゴリーD (一回しか起きない出来事と未来)