ありがちなアドバイスですが、

緊張と緩和by桂枝雀


今日はテンションあがりっぱなしの授業を見学、
指導させていただきました。


前半終わりまで見ていて、学生もだろうが、わしが疲れた。
後半、トーンを落とし、声の上げ下げを使い分けるように
示唆した。
それと後ろの席まで、全体を見回すように。
「とにかく落ち着いて」


それが功を奏したか、本人も慣れたか、後半は
上滑り、空回りしている苦しさはやわらいだようだった。


終ってから話したところ、他所でも必ず
「間」のことを指摘されるとのこと。
枝雀師匠のビデオかDVDを見ることを課題にした。


今日はそんなとこ。


わし以外の教師はみんな30歳以下の職場である。
落語のネタどんなん知ってるか、聞いてみた。
ある人、図書館で借りて「みそまめ」読んだけど、
オチは覚えてない。


もう一人は桂小枝の「リストラ動物園」
わし知らん。
悔しい。


静かな落語ブームとか言ってるのを新聞で見たが、
わが日本語学校には影響は皆目だ。
つい「青菜」のさわりを教員室でやってしまった。


落語はとにかく面白いものだから、見たことのない人は
一度は見てほしい。
その気でみれば参考になることは山ほどあるが、
そんなこと考えなくてもいい。
身近にせっっかくあるこんないいものを見過ごすのは
もったいない。


以下、ショートニュース2件


おどろくほど低い時給の学校があることを今日知った。
具体的数字を書く気にもならない。馬鹿にしている。
普通のパートの最低賃金に限りなく近いとだけ書く。
そことうちの学校と掛け持ちしている講師から聞いた。
許せん!


一分違いでみんなで学校を出る直前、
警察から問い合わせの電話があった。
身元証明不携帯。入学したてでコミュニケーション
ままならず。
パスポート等のコピーをもって身請けに
行く。
おかげで富豪刑事デラックスが見られなかった。
*1


週末は留学試験過去問題のスクリプト作りである。

*1:筒井康隆原作なので見たかっただけである。 フカキョンでなくて石原さとみだったら 警官の制服が似合ったと思う、それだけ。