わしは渋好みのおっさんではあるのだが、


わしは渋好みのおっさんではあるのだが、
ミーハー成分もちょっとはある。
民放のドラマはまず見ないのだが、
今日のアンフェアは面白かった。
今日始めて、それも途中から見たので、
詳細設定は分かっていないのだが、
終り方に若干疑問が残ったものの、
映画化するという最終章の地上波放映が
待ち遠しいと思った。
これは私としてはめったにないこと。


どのように楽しんだかというと、
攻殻機動隊という動画作品の
テレビ版のファーストシーズンの
雰囲気を反芻しながら楽しんだ。


篠原涼子の演技力が最近冴えているとは
聞いてはいたが、こういう方向で展開して
いたのだね。


反芻した面白さは、だいたい以下の点。


「強い」女性がタフな敵とテンション高く
かつクールに、正義を貫く方向で渡り合う所。
それも背後に腐敗した権力がいることは
わかっているけれども、黒幕は分からない。
しかも権力内部の暴力装置を担う者同士の
苛烈なしのぎ合い。


コンピューター、インターネットが
鍵を握っている。


ほかに、気がついた事。
部下を死なせたという設定が
第二シーズンの方であった。
エンディングのトンネルの中の
黒いコートの篠原さんは明らかに、
攻殻へのオマージュとしか
思えないビジュアル演出だった。


たまにはこういうことも書く。