大飯原発再稼働反対抗議のグルーヴがかなり来てたこと

大東亜戦争時の気違いじみた特攻作戦命令がなんで出せたのか
よく分からないが、こういう説がある。一億玉砕を唱えて戦争
を遂行して来た大本営が、ここまでやったのだから、もういい
だろうと国民をあきらめさせる材料として、若年兵士を生け贄
にしたという説。


あのときと違うのは、格段に末端底辺で殺されたり生活を破壊
されるものが抵抗する余地がまだあること。昨日までの「ゆと
り教育の成果が初めて、それもそんなふざけた教育しかしなか
った大人どもへの批判=復讐でもある」大飯原発再稼働反対グ
ルーヴデモはその余地のぎりぎり行けるところまで行ってみせ
た活動だったのではなかろうか。復讐の意味はあれ「最高の復
讐は幸福に生きることである」


あのときと違うのは、「陛下の為に死ね」と言われて無理矢理
自己欺瞞的に国のためだと納得したりしなかったりした軍人が
まず死に、ついで戦地の民間人が巻き込まれ、空襲によって「
内地」の民間人が巻き込まれたのに対し、今回は、周辺の民間
人の生活破壊が起こり、「拡散された目に見えない放射性物質
の挙動の捉えにくさ、環境と生体に与える危険に関する国際的
な隠蔽という情報環境」を利用して、勝手な安全宣伝がマスコ
ミによって流布されているおかげで、食品の流通を通じて致命
的な危険物質が拡散されている。


前回は少なくとも可視的な「死」を国政責任者の末端から民衆
は強いられているという関係を認識できたが、今回は、過度に
大丈夫というイメージの攻撃と、極端に危険を過小評価された
情報に圧倒されて知らないうちに、健康を冒され寿命を縮めら
れている。


総力戦という人工的環境に対し、破局的事故はなかったも同然
のとても無理な虚構。


おまけに、金儲けのスキームをごり押しして、官業一体となっ
た広域瓦礫処理計画が推進され、さらに無用な危険物質の拡散
までが実行されつつある。


ゆとり世代なのかどうなのか近過去の考証には手が回らないの
で間違っていたらすまん。


さ、い、か、ど、う、は、ん、た、い!
1     2   3   4
四つ打の1拍目だけ、音をみっつ入れなければならない。ここに
アフリカっぽいシンコペーションが入らざるを得ない。リズムの
微妙な揺れ、グルーヴが生じ、ポリリズミックに他のたくさんの
パーカッションをずらして重ねる余地が生じる。


隙間を見つけて潜りこめ!


john coltrane/Impressions
http://www.youtube.com/watch?v=me7P9qqBgwI