2007-01-01から1年間の記事一覧

写真を整理して過去の日本語学校学生たちとの思い出がビビッドに蘇った話

部屋を片付けることが滅多にない私ですが、なぜか俄然やる気が出て、レギュラーの回収もまだるっこしいので、軽四のトラックをレンタルして、市の焼却場へ直接持ちこんでかなりの不要品を一挙に処分しました。普段さぼっている証拠なので自慢にはなりません…

今週の出来事

なんかね、ブンガクっぽい空気が身の回りに漂っているんだ。で、なんでこうなったのか、少し前から振り返ってみようかと思うのさ。 三週間前の火曜日はクライアントの要請により2時−3時でレッスンやって、そんときから、ネットの無料アニメの見過ぎで目か…

Do you Know what the professional is ?  Part 4  日本語教師のスキルのコア ー理解させる技ーその1

その中でとくに日本語で日本語を説明するときの大技小技を紹介する。本来方法論として体系化して提示したい所だが、今回の記事は、その試論と思っていただきたい。 当たり前のことから始めて、せっかちな方にはすまないが、初級の語彙と表現、文法、見合うレ…

つばくろの

バイトの中学生なるが店主に向かいて親の不平鳴らしある精肉店に つばくろの二羽帰りたる巣のありし 店の女将の笑みをもてその言葉と思いの激烈なるをたしなめるを聞きつ トンカツ三百円を二枚買いし めんちところっけの売り切れたるがためなり スーパーにて…

行方昭夫著「英文の読み方」(岩波新書)

なにか紹介するときは、シュニンチャンの基準で、これは本物だと思ったものだけを紹介しようとつとめている。だから、普段、私が世話になっているトーイック対策の本などはほとんど紹介しない。大きく言えば読解、細かく言うと解釈、和訳、翻訳についてのこ…

Do you Know what the professional is ?  Part 3 ハイクオリティを支えるスピードと密度

今回は、ベテランの先生のレッスンを見学させてもらって、得たことをまとめてみました。 先々週遠く江戸まで下って(京都が中心だった頃は、関西人は江戸へ下ると言っていたのだ。小松左京氏談)、英語教室を29年やっている方の授業見学をさせていただいた。…

自己と自我の存在様態の違いと関連

前提: ここでは、生物としての一個体としてあることと、その連続性を<自己>と呼ぶ。<自己>の認識は、他者の個体としての存在、ヒト以外の生物個体を含めて、客体的な個体としてあることの認識から得られる。一方、<自己>であることの再起的な意識様態…

分かるとは何か/おまけにコースデザイン資料公開と目標設定

『畑村式「わかる」技術』(畑村洋太郎)<講談社現代新書>という本を読みました。 著者は、もと機械設計者で、幅広く技術開発や事故の調査(専門分野の筆頭が「失敗学」)をなさっている方の書いた本ですが、その全体が、私が関わったコースデザインからそ…

サックスのレッスンを始めました

今日はプロの先生のレッスンを受けました。レッスンを受けるのは、およそ7年ぶりです。39歳のときにボーナスの一部を割いて台湾製のアルトサックスを買ったときに、その楽器店のヤマハポピュラーミュージックスクールで習ったのでした。一年間で1冊目の教則…

 主任ちゃんの個人会社「堺バーバルコミュニケーションサービス」のヴァーチュアル営業会議

***お知らせ*** (1)日本語学校でプロとして授業ができるようになりたい方、養成講座では教えてもらえなかった就職活動対策をぜひ知りたい方、学校と応募者双方の幸せを趣旨として採用も担当していた私、shyuninchanが懇切丁寧にお教え致します。(…

凡人社大阪店講習会第3回の報告

3週連続でお送り致しました講習会第三回は参加人数四名。 お越し下さった皆様には感謝しております。このブログも 今後見ていただければうれしいです。 また貴重な経験を可能にしてくださった凡人社の皆様にも ありがとうございました。 最終回の3回目は …

 コミュニケーションが困難な場合の相互承認の重要性について、あるいは幻想クラッシャーの幻想

教えるのを愉しみにしていたお客さんを逃がしてしまって、 プロとしての自負をいったん脇に置き、どこがいかんかっ たんかを反省している所である。(時にえらそうに書くこ ともあるのは変わんない) 3級合格の証明書を見せてくれ、娘さんがインフルエンザ …

 講習会のお知らせ二本立て 

この面はときどき更新しています。(前回更新3/2) 全面更新は来週にします。今日のマイナー更新は二回目の講習会報告(最終3/8更新)のところです。本日(二回目)講習会に参加した方の ご意見を聞いて思うのは、実際に必要なのは、この二本目だろう…

Do you Know what the professional is ?  Part 2 プロの最低限の条件とは、授業を成立させられること

前回は、プロの条件とは、結果が出せる事である、そのために必要なのは、専門的な能力、そして、うまくいった経験の蓄積だという事を書きました。システムとしての学校が、教師、学習者に成功経験をあたえられない場合の「不幸」な現状についても触れました。…

Do you know what the proffessional is? Part1プロの条件とは、結果が出せる事

プロフェッションとは、オックスフォード英語辞典によりますと、特別な訓練と技術を要する職業となっております。専門職と訳せばよいでしょうか。私はこれに、結果を出さなければならないという条件を付け加えます。結果を出す事によって報酬を得、見返りに…

死の床の微分 

(こんなことやっている暇はないのだが、何故か作品ができてしまった。書いちまったもんは仕方がない。) カウベルの音。牛はいない。喫茶店のドアの開閉する音。軽快な音楽。止まっていたなにかがまた始まった。唐突に始まるだけだ。終るときは分からない。…

1月を振り返る

あっ!という間に一月が最後の日になってしまいました。仕事の方は去年撒いたタネがようやくカタチになろうとし始めています。といっても、いよいよこれからがふんばりどころであります。 一月を振り返るとちょうど前半はトーイック試験の追い込み、後半は言…

理論の充実に向けて根本から考え直す

もうすぐ凡人社での講習会の予定ですが、 そこではこのような理屈っぽいことはやりませんので こういうのが苦手な方もご安心を・・・。 ほんまやで〜。 意識と知覚と言語の関係の仮説的モデル<乳児の知覚と世界像の形成>3種類の知覚とその統合 外部知覚(…

皆様、あけましておめでとうございます。

おとといの日曜日に行われましたトーイック試験に向けてエナジーと時間 を割いておりましたので、年始の挨拶がとうとうこんな遅くになりました。 皆様のお正月はいかがでしたか。 私はお酒と競馬のオサーンの正月でした。とは申せ、お酒は加茂鶴500ml ボトル…